導入事例のご紹介

K-engineのサービスを実際にご利用されている企業様の活用方法をご紹介します。


攻めの経営に数字の裏づけを

有限会社 ヒラツグ 様 http://www.hiratsugu.co.jp/


今後、新築住宅が減少していくとみられるなか、プレカット事業を展開するヒラツグ(千葉県匝瑳市、鈴木貴幸代表取締役)は、大工工事などにも業務拡大し攻めの経営を進めている。自社の業務に無理なくITを取り入れることで投資リスクを抑え、さらなる事業規模の拡大に取り組む。


事業の急成長にIT化でスピード対応

大口受注で対応力に限界

奥山嘉弘 様(左)新井公則 様(右)

ツーバイフォー工法のプレカット事業を広域で手がけるヒラツグ(千葉県匝瑳市、鈴木貴幸代表取締役)は5年前に大工工事の請負を始めた。取引先のハウスメーカー、ビルダーからプレカット・納材だけでなく、建て方まで求められるケースが増えてきたためだ。その後、3年前からは業務領域をさらに拡大、住宅建築事業にも取り組み始めた。自社で年間5棟の新築住宅を請けるほか、地元の不動産会社からの仕事などを請けている。近年、プレカット事業者が納材だけでなく、建築まで請け負うケースが全国的に増えている。要因のひとつは、職人不足から住宅会社が職人を手配することが難しくなっているためだ。

今、同社はこの住宅事業を大きく伸ばしている。転機となったのは、地場の大手ビルダーからの分譲戸建て住宅の大量受注だった。同社の年間供給実績を大きく上回る25棟の受注契約が決まった。ところが仕事を回すうえで、積算作業が大きな課題だった。同社では住宅事業の立ち上げ時から、設計、プレゼンは高機能な3次元CADを使ってきた。積算はずっと図面から人力で部材を拾い出し、それをマイクロソフトの表計算ソフト「エクセル」を使って実施していた。

使用していたCADソフトには積算機能のオプションもあるが、高額なため費用対効果の面で導入には踏み切れなかったという。

人力での拾い出しの漏れや計算違いは完全には防ぎきれない。こうしたヒューマンエラーによる予算割れを回避するため、安全を見て実績から係数をかけて上乗せして予算を割り出していた。ところが、今回のプロジェクトでは発注会社とシビアに予算を詰めるのに正確な数字が必要だった。

そこで同社は積算システムを導入した。採用したのはK-engine(東京都新宿区)が提供する「K-engineサービス」という積算プラットフォームだ。一番のポイントは図面に基づいて必要な面積などを自動計算してくれる点。「間違いがないかという不安から解消されたのが大きい」と、積算を担当する奥山嘉弘・総合建築部部長は話す。同社における家づくりの基本的な流れは、まず営業側がラフな平面プランを決め、それに基づいて3次元CADで詳細な仕様を決めていく。最終的に決まった図面を「K-engineサービス」の積算プログラムを使って積算する。方法は簡単で図面データをクラウド型のK-engineサービスに投入するだけで、自動で積算結果が返ってくる。

同社はこの新しいシステムの導入にあたって、自社の業務の流れをほとんど変えていない。エクセルで積算していた部分だけを、自動積算に置き換えただけだ。システムに合わせるのではなく、必要な機能だけをうまく使うことでスムーズに新システムに移行でき業務効率の改善を実現した。現場の混乱もなかった。

正確な原価管理で安定

図面上の部材の拾いだけでなく、仮設トイレや足場など、図面に載っていないものも積算結果に反映されるため、「漏れ」がなく精度の高い積算ができるという。「予算は年々シビアになる。精度が高い積算は経営者にとってこれまで以上に重要になる」(建設事業本部長の新井公則常務取締役)。

運用コスト削減でも大きなメリットがあったという。「K-engineサービス」の積算プログラムは月額5,000円の最小契約で年間30回使用できる(プラン数によっても異なる)。間取りの変更や床面積の増減など、面積を求め直す変更がある場合は改めて課金されるが、それ以外の床や壁の製品変更やトイレ、キッチンなどの設備のグレード変更などは追加の料金は発生しない。「従量制でコストが受注量に比例するので、投資のリスクも小さい。高価なプログラムを購入するのは、バージョンアップなどにかかる費用などを考えると当社の現状の規模ではなかなか元が取れない」(同)

攻めの経営に数字を生かす

同社の中核事業であるプレカットは、市場全体の着工減などで経営環境の厳しさは増している。このためハウスメーカー・ビルダーがアウトソーシング範囲を拡大し、建築分野まで業務を依頼する傾向が全国的な流れになっている。人手不足と重なって、このトレンドは今後も加速していきそうだ。

こうした業界の流れに合わせるように、同社の売上は事業範囲を建築業まで拡大した時点から順調に伸びているという。「きちんと経営をするには、正確な数字の裏付けが必要だ。高い精度でコストが把握し受注量に応じて柔軟な投資ができれば、自信を持って攻めの経営ができる」(新井常務取締役)

K-engineのサービスを使って、ビルダー様が作業をしている様子。
1.図面作成に使っている「K-engine デザイナー」の画面。
2.「K-engine デザイナー」で積算の元となるデータを作成している様子。
3.4.同社が請け負った建築現場の様子。
5.工場でのパネル加工の様子。


有限会社 ヒラツグ

ツーバイフォーのプレカット、パネル生産を中心とした事業に、経営の多角化で約5年前から建設業に取り組み始めた。住宅は自社が元請となる工事で年5棟。プレカット事業も含めた売上は2015年6月期で約16億円の見込み。
本社: 〒289-2106 千葉県匝瑳市飯塚856-3 TEL: 0479-74-1878
HP: http://www.hiratsugu.co.jp/

※「工務店だからこそのIT」『新建ハウジングプラス1』2015年3月号 30-31ページより転載

事例一覧へ戻る

今すぐ、サービスを体験するための仮契約をお申し込みください!! 電話からのお申し込み0570-002555※IP電話からはつながらない場合があります。WEBからのお申し込み 今すぐお申し込み

お申し込みの流れを詳しく見る

ページTOPに戻る